SCOPE GROUP Sustainability

アフリカと日本のコラボで生まれた「バナナペーパー」

皆さんは「バナナペーパー」をご存知でしょうか?

その名のとおり「バナナ」で作った紙。スコープでは年賀状2020で使っています。

実は、社員のほとんどが年賀状企画で初めてバナナペーパーの存在を知りました。

「独特のザラザラとした素材感がいいね」「和紙工場の技術とコラボするというアイデアがすごい」「本当にこれが栄養満点のバナナで作られているのか?毎朝バナナを食べているがイメージがわかない」と感想を交わしていましたが、使うのは果実ではなく茎の方だと知って納得。

バナナペーパーはアフリカザンビアのバナナ畑で通常捨てられる茎を主原料としています。日本の越前和紙工場の技術とアフリカのバナナ農家や村の人々とのコラボで生まれ、現在、世界11ヶ国で展開。

なにより誇れることはバナナペーパーはSDGsの17の目標の全てに貢献しているのです。実に頼もしくユニークなエシカル資材です。

木は伐採後の再生に10年~30年かかりますが、バナナの木は1年で再生。成長スピードが速いバナナの茎を使うと、国連の「サステナビリティ」の定義に基づき、「一本の木も切らずに、環境と貧困問題を同時に解決し、先進国でも使うことができる質の高い紙」をつくることができます。

詳しくは、「ワンプラネット・ペーパー®」のサイトをチェック

バナナペーパーは日本初の「フェアトレード認証」の紙

バナナペーパーの商品名は「ワンプラネット・ペーパー®」です。

注目すべきは、日本初のフェアトレード認証の紙であるということ。「フェアトレード」とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。

欧米では生活者がフェアトレード商品を好んで選ぶため、企業側が生活者に支持されるために、積極的にフェアトレードに取り組むというサイクルが生まれています。

日本ではフェアトレードがじゅうぶんには普及しておらず、生活者が買い物をする際にフェアトレードマークがついているか確認することが少ないため、企業側にプレッシャーがない状況です。今のままでは、「日本の企業はエシカルに配慮しない」と、海外から決めつけられてしまうのではないでしょうか?

スコープはワンプラネット・ペーパー®協議会の正会員です。

ワンプラネット・ペーパー®協議会は、環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支えるバナナペーパー「ワンプラネット・ペーパー®」の普及を推進しています。その他、フェアトレードや環境と社会に配慮した紙に関する研究、意識啓発を行っています。スコープもワンプラネット・ペーパー®協議会の正会員として参加させていただいています。

他会員企業様の取り組みや取り扱い商品もこちらからチェックできます。

おしゃれな商品も多く、バナナペーパー製品を選んで買うことが日常生活のなかで私たちがSDGsに貢献できることだと気づくことができます。

バナナペーパーは、SDGsに大きく貢献するユニークなエシカル資材として、今後ますます注目を集めます。私たちも、地球にやさしい魅力を持つバナナペーパー「ワンプラネット・ペーパー®」を多くの企業や人々に紹介していきます。

「ワンプラネット・ペーパー®」の貢献

目標1「貧困をなくそう」

アフリカの最貧困層の人たちに雇用を生み出し、フェアトレードを行っている

目標2「飢餓をゼロに」

栄養を考えた朝食とランチを無料で提供し、工場敷地内でオーガニック果物を栽培。

目標3「すべての人に健康と福祉を」

子どもが学校に通えるように支援し、大人にはSDGsについての教育を提供。

目標4「質の高い教育をみんなに」

衛生、健康に関するサポートと教育、化学物質ゼロの生産、救急搬送を提供。

目標5「ジェンダー平等を実現しよう」

チームリーダーの半数は女性。

目標6「安全な水とトイレを世界中に」

村の人々に安全な水を無料で提供。

目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

社員や診療所に太陽光パネルやソーラーランプを導入。ザンビアと日本のオフィスは100%グリーン電力。

目標8「働きがいも経済成長も」

児童労働を許さず、フェアトレードの仕事に誇りを持ち、スキルを高めるトレーニングを行う。

目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

サーキュラーエコノミー型、サステナブルな紙産業のイノベーション。

目標10「人や国の不平等をなくそう」

様々な宗教、部族や国籍の人々が共に働く。

目標11「住み続けられるまちづくりを」

チームに自転車を無償で提供。グリーン工場での環境建材、再生可能エネルギー、有機栽培を通してサステナブルなコミュニティづくりの教育を行う。

目標12「つくる責任 つかう責任」

フェアトレード認証取得団体。環境資源と経済成長をデカップリング(切り離す)。

目標13「気候変動に具体的な対策を」

気候フットプリントを減らしながら、ハンドプリントを増やす。CO2を吸収する森林を守り、ソーラーなどの再生可能エネルギーの使用。

目標14「海の豊かさを守ろう」

水汚染につながる化学物質の使用を削減。ザンビアとイギリスのバナナペーパー生産はオーガニック。

目標15「陸の豊かさを守ろう」

森林を守り、雇用を通してゾウなどの絶滅危惧種の密猟を防止。

目標16「平和と公正をすべての人に」

贈賄を許さず、自由に意見を言える民主主義で包含的な職場づくり。

目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

ザンビア×日本×イギリス×スウェーデンの国際パートナーシップ。

(出典 https://oneplanetcafe.com/paper/2019/08/16/sdgxbanana/